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Installation view at Banca Akros, Milan, 2011
Detail
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無題
2011
ラピスラズリ,ワイヤー、スチール、ウオールペインティング
サイズ可変
Installation view at Banca Akros, Milan
Photography by Tartaruga
ラピスラズリが連なった柱と壁面がブルーに着色されたインスタレーション作品。6000年以上にわたってアフガニスタンのバダフシャン州の鉱山から採掘されているラピスラズリが、垂直軸や柱のようにひとつのワイヤーによってつながっている。東方で産出されるラピスラズリは、海を越えてやって来る貴重な天然石の青色としてウルトラマリンブルーと呼ばれていた。ラピスラズリの無限柱は天と地を結び、不可視な水平の時間軸は、古代と現代の間を結びつける。ウオールペインティングは、イヴクラインの深い青にも言及し、同時にひとつのインスタレーション作品として、時空間の連続性と一体性を感じさせる。